子供の頃は髪サラサラだったのに、大人になってから髪がゴワゴワに…

そんな悩みを持つ人は少なくないはず。

ツヤのない髪、指通りの悪い髪は、髪が大きなダメージを受けたことが原因です。

しかし、「髪のダメージといわれても、特に思い当たるふしもないし…」と考える人もいるでしょう。

髪のダメージとは、何らかのきっかけで受けるものではなく、日頃の習慣によって蓄積していくものです。

それでは、どんな習慣が髪にダメージを与えてしまうのか、主な内容を見ていきましょう。

髪がダメージを受ける原因まとめ

日常生活で受ける主な髪のダメージ
  1. 紫外線
  2. 海やプールに入ったことでの影響
  3. ドライヤー
  4. ヘアアイロン
  5. ヘアカラーやパーマ

この中で特にダメージを受けやすいのが、4番と5番。

自分でヘアアイロンやカラー剤を使っているという人の場合、間違った使い方をして髪にダメージを与えている可能性があります。

また、美容室でヘアカラーやパーマを頻繁にしている人も注意が必要です。

腕の良い美容室であれば、できるだけ髪にダメージを与えないように施術をしてくれます。

しかし、月に1~2回のハイペースでカラーやパーマを利用していると、髪にとって大きな負担となるのです。

髪のダメージを抑えるにはどうすればいい?

悩む女性イメージ

海やプールで遊んだ後はすぐにシャワーを浴びる

海に入ると、海水に含まれる塩分の影響により髪の水分が奪われ、髪が乾燥しやすくなります。

水には成分濃度の薄い部分から濃い部分へと移動する性質(濃度勾配といいます)があるため、水分が人の体よりも濃度の濃い海水へと逃げてしまうのです。

海から上がった後、シャワーを浴びることで体の塩分を落とし、乾燥を防ぐことができるでしょう。

プールで肌や髪が乾燥するのは塩素…のせいじゃない!?

よく「プールで髪や肌が乾燥するのは塩素が原因」とされていますが、プールに含まれる塩素の量は、実は水道水と同じくらいの濃度で保たれています。

普段水道水でシャワーを浴びているときはなんともないのに、同じくらいの濃度で保たれるプールに入ると髪や肌が乾燥する、というのはおかしな話ですよね。

プールで髪や肌が乾燥してしまうのは、単純に長時間水に入り続けることが原因。皮脂の成分内には水と結合しやすい性質があるため、水に長時間入り続けるだけでも、皮脂が落ちてしまうことがあります。

また、たくさんの人がプールに入ることで、水質が一時的に酸性やアルカリ性に傾いてしまうことも原因です。

人の体から出た垢や油、尿などの影響で酸性に傾くことや、消毒のための塩素を入れすぎたことでアルカリ性に傾くことがあるため、その影響で髪にダメージが与えられてしまうのです。

プールで髪の乾燥を防ぐには、海と同様にシャワーを浴びることが重要です。酸性やアルカリ性に偏ったプールの水をシャワーで洗い流すことで、ダメージを継続して受けることを防げるでしょう。

また、海やプールに入るということは、屋外に長時間いることと同じです。そのため、紫外線による髪の乾燥も原因の1つと考えられます。

紫外線は帽子や日傘で対策

紫外線で髪が乾燥してしまう原因は、「MEA」と呼ばれる髪表面の脂質成分が失われてしまうからです。

MEAとは、髪のキューティクルの表面にくっついている成分。キューティクル同士の結びつきを強くしたり、髪のツヤや指通りを良くする働きがあります。

つまり、ツヤやまとまりのある綺麗な髪というのは、このMEAがたくさん残っている髪のことだといえますね。

紫外線を長時間浴びると、このMEAが失われやすくなり、髪が次第に指通りの悪いゴワゴワ・パサパサの状態になってしまうのです。

この紫外線による影響を防ぐには、髪に直接太陽光を当てないようにするのが重要です。

長時間外にいるときは、帽子をかぶるか、日傘を使用するとよいでしょう。

日傘を使う場合、可愛いからと白い日傘を使うのはNG。白は紫外線を反射しやすい色なので、傘の内側に入った紫外線が照り返し、髪に紫外線が当たる可能性もあります。日傘を使う場合は必ず黒か暗い色の傘を使用しましょう。

ドライヤー・ヘアアイロンは正しく使う

ドライヤーとヘアアイロンは、どちらも髪に熱を与える機器です。

そのため、使い方を間違えると髪に熱によるダメージを与えてしまう恐れがあるのです。

ここで、ドライヤーとヘアアイロンの正しい使い方を解説します。

ドライヤーの使い方

  1. タオルドライをして余分な水分を取り除きます
  2. 温度を中くらいに設定して、10cm以上離して使用しましょう
  3. 髪をかき分けながら、地肌に温風を送り込むようにして根本から乾かします
  4. 仕上げに冷風モードで髪を冷やし、熱で開いたキューティクルを閉じさせましょう

ヘアアイロンの使い方

  1. 髪が乾いた状態で使うか、アイロン用のスタイリング剤を髪につけます。
  2. アイロンの温度を160~180度に設定します(髪が傷んでいる場合は140度くらい)
  3. 髪の絡まりをクシで整え、毛束の根本から毛先にかけて、髪をそろえます。
  4. 余分な髪をヘアクリップでまとめて、髪の下側からアイロンをかけていきます。
  5. 下側の毛束を細かくかけていき、終わったらまとめていた上の髪も同様にかけます。
  6. 使い終わったら、ドライヤーの冷風で髪をしっかり冷やしましょう

ヘアカラー・パーマは2ヵ月に1回行う

髪に最も大きなダメージを与えるのが、ヘアカラーとパーマ。

ヘアカラーとパーマは、どちらもアルカリ性の1剤を使用します。アルカリはタンパク質を溶かす働きがあるため、髪にどうしてもダメージが与えられてしまいます。

どのような施術でも髪への負担は避けられないので、対策としては施術の頻度を抑えることが1番です。

2ヵ月に1回、どうしても連続して施術を受けたい場合は1ヵ月半に1回のペースで行いましょう。

また、ヘアカラーとパーマを同時に受けるのは髪に大きなダメージを与えてしまいます。必ず1週間以上の時間を置いてから利用しましょう。

髪のダメージを抑えるには、普段のシャンプー・トリートメントも重要

髪はいわば死んでいる細胞でもあるため、どれだけケアをしても元通りに回復することはありません。

そのため、普段から余計なダメージを受けないようにすることが重要だといえます。

先に述べた紫外線対策やヘアカラー・パーマへの対策はもちろん、普段使っているシャンプーも負担の少ないものを選びましょう。

シャンプーが髪に与える影響は少ないですが、毎日使用するものであるため、やはり髪の負担が少ないものを選んだほうがよいです。

また、トリートメントの使用も大事です。トリートメントには髪の表面を保護する成分が含まれているので、使用することで外部から髪へ与えられるダメージを抑えられます。

もちろん、トリートメントの一番の効果は髪のツヤや指通りを良くすることです。キレイな髪を保つなら、普段から使い続けるとよいでしょう。

髪のダメージにおすすめのシャンプー・トリートメント

シャンプーのイメージ

低刺激・低洗浄力のアミノ酸シャンプー

髪に最も負担の少ないシャンプーといえば、アミノ酸系シャンプーが挙げられます。

スーパーなどで販売されているシャンプーは、高級アルコール系とされるシャンプー。こうしたシャンプーは洗浄力が優れている反面、皮脂を落としすぎることで髪が乾燥しやすくなります。

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が低いため、皮脂を落としすぎることはありません。

ただし、

1:ヘアワックスなどのスタイリング剤が落としにくい

2:保存料が入っていない無添加のアミノ酸シャンプーの場合、長期保存すると劣化することがある

使用する場合はこの2点に注意する必要があります。

対策としては、1:落としにくいハードタイプのスタイリング剤の使用を避けること、2:無添加アミノ酸シャンプーはまとめ買いしない、などの方法が一番だといえるでしょう。

以下の記事に、髪のダメージを抑えるシャンプーについて詳しく書いています。気になる方はチェックしてみてください。

保湿成分が豊富なトリートメント

トリートメントを選ぶ場合、保湿成分の高さを重視して選ぶとよいでしょう。

ダメージヘアの原因は、髪の表面にあるMEAが失われてしまうこと。このMEAが落ちてしまうことを防ぐには、保湿成分によって髪を保護するのが一番なのです。

以下の記事で、髪の保湿成分が豊富なトリートメントについて詳しく書いています。気になる方はチェックしてみてください。

まとめ

キレイな髪のイメージ

髪がダメージを受ける原因と、その対策方法についてご説明しました。

上記しましたが、髪は一度受けたダメージを回復することはできません。そのため、普段からどうやってダメージを抑えるかを考える必要があります。

日頃の髪へのダメージをうまく避けることで、ツヤツヤ・サラサラな髪を維持し続けられるかもしれませんよ!

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