抜け毛や薄毛などの症状が現れた時、多くの人は育毛剤の使用を考えます。

しかし、敏感肌の人であれば、育毛剤が肌に合うか気になる所ですよね。

そこで、敏感肌の人の女性育毛剤の選び方について詳しく調べてみました!

敏感肌でも使える女性育毛剤はある?

考え込む女性

女性用の育毛剤は、現在さまざまな種類が販売されています。

商品のコンセプトごとに配合されている成分も異なるため、一概に「この育毛剤なら敏感肌でも安心!」という風にはいえません。

そのため、女性育毛剤を選ぶ場合は、まず自分の肌がどの成分に弱いかを把握する必要があります。

かぶれる成分がわかる場合・わからない場合の選び方

  • かぶれる成分がわかっている場合…商品の成分表をチェックし、問題の成分がないか調べる
  • かぶれる成分がわからない人の場合…配合されている成分が少ないものを選ぶ

敏感肌の人にとっては当然のことですが、肌がかぶれない育毛剤を選ぶには、まず使われている成分を調べるのが一番。

育毛剤の成分は、多くの場合育毛剤を販売する公式のサイトに記載されています。

記載されていない場合、通販サイトを調べてみましょう。通販サイトに出品されていれば、全成分も同じページで見ることができるでしょう。

かぶれる成分がわからない場合、または色々な成分でかぶれてしまう超敏感肌の場合は、なるべく配合成分が少ない育毛剤を選びましょう。

よく「ボタニカル成分を~種類配合!」と書かれている育毛剤を見かけますが、敏感肌の人の場合、こうしたボタニカル成分にも肌が反応してしまうことがあります。

天然の成分の中には、肌への刺激が強い成分も含まれているため、かぶれる成分がわからない場合は注意が必要です。

かぶれる成分の「科目」にも注意

科目とは、バラ科やウリ科、ミカン科といったような、植物ごとの分類のようなものです。

この科目が同じだと、種類の違う植物でもアレルギーを起こすことがあります。

たとえば、りんごにアレルギーを持っている人ですと、同じバラ科の桃やイチゴにもアレルギーが起こることがあるのです。

特定の植物にかぶれる人は、成分の科目についても調べておくとよいでしょう。

肌の影響が気になるならパッチテストを!

パッチテストとは、薬剤を肌の一ヵ所に塗ってアレルギーがあるかどうかを調べる方法です。

これは自宅でも簡単にできるので、化粧品を変えた時などは事前に行うと良いでしょう。

パッチテストのやり方

  1. 育毛剤を綿棒にしみこませ、二の腕の内側に塗る(だいたい10円玉くらいの広さ)
  2. 薬剤を自然乾燥させる。(30分経っても乾かない場合、ティッシュでふき取る)
  3. 薬剤を塗って30分後、肌に異常がないか調べる。異常がなければ48時間放置する。
  4. 48時間後、肌に異常がないか調べる(テスト中は二の腕を洗わず、お風呂の間も二の腕を濡らさないように注意)

※30分後、48時間後に肌の赤みやかゆみ、腫れなどの異常が見られた場合、育毛剤の使用は避けましょう。

※絆創膏に薬剤を塗って確かめる方法もありますが、敏感肌の場合は絆創膏自体にかぶれることもあります。正確な結果を調べたい場合は、なるべく絆創膏の使用は避けましょう。

より正確に調べたいなら皮膚科へ!

使用する女性育毛剤にアレルギーを起こすかどうかは自宅でも調べられます。

しかし、自宅でのテストではどの成分にアレルギーを起こすかまではわかりません。

皮膚科で検査をすれば、どんな成分でアレルギーを起こすかを調べてくれるため、今後育毛剤や化粧品を選ぶ時の参考になるでしょう。

敏感肌の抜け毛が改善しなかった場合は?

クリニックのイメージ

皮膚科で治療を受ける

敏感肌が原因の抜け毛とは、肌に合わない物質が頭皮に刺激を与え、炎症が起きたことが原因です。

こうした頭皮の炎症による抜け毛は、皮膚科で対応をしてくれます。

皮膚科での治療は、主に抗炎症薬のステロイドが使われます。

炎症による抜け毛のほか、円形脱毛症などの治療にも効果があるのです。

【ステロイド薬が危険】という話はデマ?

ステロイドと聞くと、なんとなく怖い薬だと思う人もいるでしょう。

これは1990年代にマスコミがステロイドの危険性を報じたことがきっかけだとされています。

  • 「ステロイドを使うとアトピーが悪化し、象のような皮膚になる」
  • 「だんだん効かなくなり、次々に強い薬を使うようになる」
  • 「全身の免疫力が低下するため、感染症・血栓症・白内障など副作用のオンパレード」
  • 「皮膚が黒く、ただれるステロイド皮膚炎になる」

などの危険性が週刊誌やテレビでも大々的に報じられました。

これだけ聞くと恐ろしい薬のように思われますが、実はこのステロイド、市販のかゆみ止めなどにも使われているほど一般的な薬です。

元々は人の体内で作られるホルモンであり、その安全性の高さから長年治療に使用されてきた薬でもあります。

処方されてきた歴史から見ても、上記のような深刻な副作用はまず起こらないと考えられるのです。

ネットではステロイドの危険性の証拠として、ステロイドの使用による裁判の記述も見られます。

しかし、いずれもステロイドの危険性を示すものとはいえません。

http://steroidwithdrawal.doorblog.jp/archives/20298202.html

俗に「川崎ステロイド訴訟」と呼ばれる裁判では、原告がステロイドの使用を勝手に中止したことが症状の悪化を招いたとして、請求を棄却されています。

http://www.medicalonline.jp/pdf?file=hanrei_201107_02.pdf

http://www.koiwase.com/action/document03.html

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/640/008640_hanrei.pdf

ステロイド処方をめぐる裁判は他にも挙げられますが、いずれも医師の過失が原因であり、ステロイド自体の危険性を示す根拠とはなりません。

ステロイドには種類があり、医師は症状に合わせて処方してくれます。用法用量さえ守れば症状の悪化を招く恐れはないでしょう。

頭皮の炎症が薄毛・抜け毛の原因でない場合もある

女性の抜け毛は、女性ホルモンの減少が原因で起こることもあります。

これは「FPHL」と呼ばれ、症状のメカニズムがまだ正確にわかっていない脱毛症なのです。

頭皮に炎症がないにも関わらず抜け毛・薄毛に悩まされている場合、このFPHLが疑われます。

この症状は皮膚科では対応できず、主に婦人科や美容皮膚科で治療を受けられます。

婦人科・美容皮膚科での治療

婦人科や美容皮膚科では、主に女性ホルモン補充療法でFPHLの治療を行います。

いわゆるピルなどの処方や、女性ホルモンの注射により、不足している女性ホルモンを補充します。

こうした治療法で改善した人も多いですが、中にはあまり効果が現れなかった人もいます。

治療によって抜け毛が必ず治るとは限りませんが、育毛剤による対処療法に比べれば、高い効果があるといえるでしょう。

敏感肌の抜け毛は普段の生活習慣で予防できる

ダイエットのイメージ

生活習慣の改善は肌にも影響する

生活習慣の改善とは、

  • 栄養バランスのとれた食事
  • 1日1時間の運動
  • 7~8時間の十分な睡眠

の3つの習慣を守ること。

正しい習慣を身につけることで、血行の促進やホルモンバランスの改善など、偏った生活による負担を解消できるでしょう。

生活習慣の乱れによって、肌荒れなどのトラブルを実感した人は多いはず。

肌と頭皮は1枚でつながっているため、肌のトラブルは頭皮のトラブルにも直結します。肌トラブルのない生活は、すなわち頭皮トラブルの起きない生活となるでしょう。

正しいヘアケアが頭皮の負担を抑える

敏感肌の人の場合、ヘアケアも徹底して行う必要があります。

頭皮への刺激を避けるため、シャンプー時は爪を立てず、指の腹を使って優しく頭皮を洗いましょう。

すすぐ時に、シャンプーやトリートメント成分が残っていると頭皮トラブルの原因となります。シャンプーやトリートメントのヌルヌルが完全になくなるまで、しっかりとすすぎをする必要があります。

また、使用するシャンプーは刺激の少ないアミノ酸系シャンプーがオススメ。選ぶ時も、肌への刺激が強いボタニカル成分がたくさん入ったものは避け、できるだけシンプルなシャンプーを選ぶと良いでしょう。

オススメは女性育毛剤の使用

育毛剤は、頭皮のコンディションを整え、髪の成長を促す効果があります。

髪を増やすほどの高い効果を得るのは難しいですが、髪を太く成長させることで、抜け毛の予防や薄毛の改善が期待できるのです。

女性育毛剤は、男性用育毛剤とは違い、繊細な女性の頭皮にも使用ができるほど低刺激。

毎日1~2回使うだけで手軽に頭皮のコンディションを整えられるため、頭皮が原因の抜け毛に効果的なのです。

まとめ

笑顔の女性

敏感肌の人の場合、シャンプーやトリートメントだけでなく、育毛剤選びにも慎重になるはず。

しかし、育毛剤は現在こうした敏感肌の人でも使える低刺激の商品も増えつつあるため、敏感肌の人でも使える商品があります。

配合されている成分をしっかりチェックし、自分に合った育毛剤を選んでみましょう。

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