女性でも抜け毛に悩まされる時代。

これまでは50代以上の女性の悩みとされてきましたが、最近では若い20代から抜け毛に悩む人も増えています。

抜け毛対策として真っ先に思い浮かべるのが、育毛剤。

では、育毛剤はどれくらい抜け毛が進行してから使うべきなのでしょうか?

育毛剤はどのレベルで使うべき?抜け毛・薄毛チェック表

  1. 毎日お風呂で100本以上の髪が抜けている
  2. 2~3日に1回は抜け毛で排水口が詰まる
  3. 抜け毛の中に、産毛のように細い・短い髪が混ざっている
  4. 髪の分け目が明らかに広がっている
  5. 分け目の頭皮が赤、またはピンク色になっている
  6. 以前より髪のボリュームが減ってペタンコになっている
  7. 頻繁に頭がかゆくなる
  8. 最近フケが出るようになった
  9. 10円ハゲがいくつかある

以上の表で当てはまる項目が多いと、薄毛になってしまうリスクが高いといえます。

特に気を付けたいのが、1番と2番。

髪は毎日100本以上抜けてしまうものですが、お風呂だけで100本以上もの本数が抜けている場合、薄毛になるリスクが高いといえます。

薄毛改善のためにしっかりとした対策を行いましょう。

20代の抜け毛・薄毛の原因は?

親子の画像

出産・育児

出産を経験した女性の多くは、産後2~3ヵ月で突然抜け毛が増加することに驚きます。

「産後脱毛症」とも呼ばれる抜け毛ですが、実は出産が原因で抜けたわけではなく、元々抜けるはずだった髪がホルモンによって抜けてしまっただけなのです。

だいたい1年以内に収まるといわれていますが、育児によるストレスやホルモンバランスの悪化によって、1年以上続くこともあるため注意が必要です。

ストレス

20代になると、就職活動や初めて入った職場での苦労、出産・育児での負担など、なにかとストレスを感じやすいです。

ストレスを感じると、交感神経が優位になります。

交感神経が優位になると、血圧を高めるために血管が細くなります。これにより髪を作る細胞に栄養が届かなくなり、抜け毛が増えてしまうのです。

また、ストレスによって交感神経が優位になると、好中球と呼ばれる白血球の一種が増加します。

この好中球は、肌から体内へ侵入してきた細菌を攻撃するため、活性酸素を使います。

活性酸素は細胞を傷つける物質。好中球が増加すると体で作られる活性酸素の量も増えるため、抜け毛の原因である頭皮の炎症も起こりやすくなるのです。

カラー・パーマのしすぎ

気分を変えるため、またはファッションとのトータルコーデのため、カラーやパーマをよく利用する人は多いでしょう。

しかし、頻繁にカラーやパーマを利用していると、問題となるのが頭皮へのダメージです。

カラーやパーマで最初に使用する1剤はアルカリ性。ご存知の通りアルカリ性にはタンパク質を溶かす働きがあるため、頭皮に強い刺激が与えられます。

もちろん、美容室でも頭皮に負担を与えないように調整していますが、どのような方法でも髪や頭皮への負担は避けられません。

頭皮や髪にダメージを抑えるには、行う頻度を少なくするとよいでしょう。施術を行なってから1ヵ月半~2ヵ月の期間を空けることで、頭皮や髪への負担を最低限抑えられます。

自分に合わないシャンプーを使用している

カラー・パーマと同じように、自分に合わないシャンプーを使い続けていると、頭皮や髪にダメージを与えてしまいます。

頭のかゆみが収まらなかったり、フケが多くなった、ヒリヒリするなど症状が続くようならシャンプーを変えてみましょう。

生活習慣の乱れ

仕事のせいで規則的な生活が送れなかったり過度なダイエットをしてしまうと抜け毛や薄毛の原因となることがあります。

食生活の乱れと、睡眠不足が重なると健康な髪を作る成分と女性ホルモンが不足してしまいます。

健康な髪を作るためには、タンパク質やミネラルなどの成分が必要です。

そして、女性ホルモンが不足していると、髪にハリ・ツヤが出ることはないでしょう。

女性ホルモンは夜寝るときに分泌されるので、キレイな髪を作るにはしっかりと食事をとり睡眠不足にならない生活を心がける必要があります。

運動不足とタバコの喫煙

運動不足と喫煙の2つは、実は抜け毛や薄毛の原因に繋がります。

私達が毎日の食事から得られる栄養分は、血液を巡って全身に届けられます。髪の毛や頭皮に関係する栄養も同じです。

運動不足や喫煙を行うと、血管自体がキュッと細く収縮してしまいます。そのため血液の巡りが悪くなり、栄養が必要なところへ届きにくくなるのです。

「学生のときは運動してたけど今は……」なんて人は、20代以上の男性にも女性にも多いはず。

まずは自分ができる範囲で、ストレッチやウォーキングから始めてみましょう。喫煙されている方は、少しずつでも減らしてみると効果があるかもしれません。

20代の抜け毛・薄毛に効果的な育毛剤は?

喜ぶ女性画像イメージ

スプレータイプの育毛剤を選ぶ

スプレータイプの育毛剤は、リキッドタイプやクリームタイプの育毛剤とは違い、サッと手早く使えるのが魅力。

産後脱毛症に悩む女性の多くは、育毛ケアをしたくても普段の育児が忙しくてなかなかできないのが悩み。スプレータイプの育毛剤なら、スプレーの勢いで頭皮まで薬剤を届けやすく、頭皮をマッサージせずとも浸透させられます。

子供を寝かしつけた後にサッと使い、気持ちを切り替えて残った家事に取り掛かることもできるでしょう。

香りのよい商品

女性用育毛剤は、男性用とは違い香りにこだわっている商品も多くあります。

いかにもな薬品系の臭いではなく、アロマ系の癒される香りの育毛剤も多いので、使用することで抜け毛の原因であるストレスの解消に役立てられるでしょう。

特にストレスに効くとされる香りといえば、

  • ラベンダー・カモミール・ゼラニウム(イライラした気持ちに効果的)
  • イランイラン(不安感を落ち着かせてくれる)
  • グレープフルーツなどの柑橘系(気持ちを前向きにしてくれる)

などが挙げられます。普段多くのストレスを抱える女性であれば、購入前にこうした香りにこだわってみるのもよいでしょう。

保湿・抗炎症・抗菌成分のある育毛剤

保湿と抗炎症効果のある女性用育毛剤は、頭皮のダメージを抑える効果があります。

ヘアカラーやパーマのしすぎが原因で抜け毛が増えた人なら、こうした効果のある育毛剤を選ぶとよいでしょう。

他にも、抗菌成分の入った女性用育毛剤もおすすめ。

育児中で忙しい女性ですと、しっかり髪を洗う時間もないことが多いはず。頭皮をしっかり洗えていないと、頭皮にダメージを与える雑菌が増加し、抜け毛を進行させる原因となることもあるのです。

抗菌成分の入った育毛剤を使用すれば、育児中のママの頭皮環境を健康的に保ち、抜け毛の改善に役立てられるでしょう。

薬局にある女性育毛剤市販品は本当に効くの?

首をかしげる女性

多くの方が、育毛剤を買うときに心配することが「本当に効くのか?」だと思います。

全ての育毛剤に効果があるのなら、世の中に抜け毛や薄毛で悩んでいる人はいないはずですから。

女性育毛剤市販」と検索すると、よくある紹介サイトでこのような定義を見かけます。

市販品とは
  • 比較的安い料金で手に入れられるもの
  • どこにでも売られていて簡単に手に入るもの

市販で売られている育毛剤は、どこでも安く手に入るから効果は薄いのか?
けしてそういうワケではありません。

育毛剤の中でも、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」と3つの分類に分かれていて、それぞれ効果に差が出てきます。

市販されている中で、なぜこのように分かれているのか。どれが1番効果が強いのか確認してみましょう。

医薬品

3つの内で、厚生労働省より効果があると認定されている薬と同じ効果のある商品を指します。

治療を目的としたもので、効果は他の2つと比べて大きいのですが、副作用のリスクがあるので気軽におすすめすることはできません。

医師から処方されるものがほとんどですが、一部ドラッグストアなどで購入することも可能です。

医薬部外品

厚生労働省から、効果があると認められてる成分が、一定の割合で配合されている商品を指します。

治療を目的として作られている医薬品とは違い、防止・衛生目的で使用されるのが目的です。

医薬品ほど強い効果はありませんが、副作用のリスクも低いため長く使用する際は安心してつかうことができます。

薬用=医薬部外品」なので、医薬部外品の商品を探すときの目印にしてみてください。

化粧品

医薬部外品よりも効果が緩やかで、ハッキリと「○○を治す」と認められていないので、パッケージに効果は表記されません。

清潔に保ったり、美化・肌の保湿程度の効果なので肌の治癒が目的なら医薬部外品を買いましょう。

医薬部外品を使い続けよう

3つの分類を紹介しましたが、おそらく効果が薄いと感じた人のほとんどは「化粧品」と分類された商品を使っている考えられます。

効果を得るならば、医薬品もしくは医薬部外品を使い続けるのがおすすめです。

効果は「医薬部外品<医薬品」ですが、副作用のリスクを考えるなら医薬部外品を使いましょう。

半年~1年は使い続ける必要があるので、なるべく頭皮に優しい商品を使うようにしてみてください。

育毛剤以外の抜け毛・薄毛の対策

渚のパリピ

ストレス性の抜け毛・薄毛対策

ストレスを感じることで抜け毛や薄毛になっていた場合、解決方法はストレスを発散させるしかありません。

自分の好きなことをするのも良いのですが、オススメの発散方法があるので紹介したいと思います。

  1. 頭皮マッサージ
    ストレスを感じたときは、リラックスすることが体にも心にも効果的です。
    頭皮をゆっくりマッサージすることで、リラックス効果と血行促進の効果が得られます。頭皮から頭頂部、頭皮全体とマッサージをしてみましょう。
  2. 入浴
    体が温まることで、リラックス効果がありストレスを和らげることができます。
    血行促進や睡眠の質を高めることができるので、シャワーで済ませずゆったりとお風呂に浸かりましょう。
  3. 食事
    美味しいものを食べると、脳の中で幸福感を感じる成分が分泌されます。
    魚や卵、納豆には抗ストレス性作用のある成分が含まれているので、ストレスを感じやすい方はそれらを中心とした食事にしてみてはいかがでしょうか。
  4. 運動
    ウォーキングやサイクリングなど、有酸素運動をするとストレスホルモンが分解されます。
    そして、運動をつづけると「エンドルフィン」という快楽を感じる成分が分泌されるので、ストレス解消に運動は最適です。
  5. 友達と過ごす
    なんでも話せる友人と遊んで、買い物して、カフェでスイーツを食べながらお喋り。
    女性にとって、これ以上のストレス発散はないと思います。休日は友達と楽しい1日を過ごしてください。

カラー・パーマ・シャンプーによる頭皮ダメージへの対策

カラーやパーマを頻繁にあてていたり、合わないシャンプーを使うと、髪や頭皮にダメージがいきます。

期間を空けたり、シャンプーを変えることをオススメしましたが、それでも頭皮が赤くなったりフケ・かゆみが収まらないようなら診察を受けてみましょう。

放っておけば治るものではないので、収まらないと感じたときは近くの皮膚科へ相談してください。

生活習慣の乱れによる抜け毛・薄毛の対策

生活習慣の改善は簡単にできるものではありませんが、少しずつでも改善していくことをオススメします。

「睡眠不足・食事・過度のダイエット」これらが乱れると髪の毛にとって、大きなダメージになります。

夜はしっかりと眠り、過度なダイエットにならないようにしっかりと食事を摂りましょう。

髪の主成分はたんぱく質なので、肉や魚は必ず食べましょう。亜鉛ビタミンBは髪の成長を促すので積極的に摂ってください。

運動不足やタバコによる抜け毛・薄毛の対策

運動不足や喫煙は、栄養が届きにくくなると説明させてもらいましたが、見ている方も分かる通り解決策は運動と禁煙しかありません。

しかし、両方共簡単にしかも長続きさせるにはなかなか難しいものでもあります。

そのため、まずは運動も汗ばむ程度のウォーキング(30分~1時間)から始めたり、1日のタバコ本数を半分を目標に減らしてみるなどをやってみてください。

自分ができる範囲で長続きさせることが重要でしょう。

まとめ

草生えるイメージ

ここまでの流れをまとめると、

20代女性の抜け毛の主な原因
  • 出産&育児
  • ストレス
  • ヘアカラー&パーマ&シャンプー
  • 生活習慣の乱れ
  • 運動不足・喫煙
20代女性に効果のありそうな育毛剤
  • 出産&育児…サッと使えるスプレータイプの育毛剤
  • ストレス…ラベンダーやイランイランなどのアロマ系の香りが楽しめる育毛剤
  • ヘアカラー&パーマ&シャンプー…保湿・抗炎症成分の入った育毛剤

といったことが挙げられます。

女性用育毛剤は種類も豊富であるため、先程挙げた育毛剤以外にも、さまざまな特色があります。

購入する前に、一度どんな育毛剤があるか、以下の記事を参考に調べてみてはいかかでしょうか。

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